5/3は令和最初の「新月」(sound art金曜夜8時)

令和元年が始まって最初のSound Art音の旅は、「新月」からスタートでした。
5月5日が新月で、夜空は暗くなる一歩手前。空を見上げ、新しい時代に向けて言葉をかけてみる。長かったGWの終わりの締めにいかがでしょうか?
きっといいこと、ありますよ!
新月はとも言って、太陰暦のひと月の最初の日。お朔日は「おついたち」と読んで、昔はこれが1か月の基本でした。新しい時代の始まりに、ピッタリ。

各コーナーは

word コトノハ
令和の名前にちなんで、最初のコトノハは万葉集から。新月の歌を探しましたよ。作者は、坂上郎女(さかのうえのいらつめ)。
「あらたまの 月立つ(つきたつ)までに来(き)まさねば 夢(いめ)にし見つつ 思ひぞ我(わ)がせし」
月が変わっても中々やってこないお相手を想って読んだ歌。恋の歌とも言われる相聞歌(相手と詠みかわす歌)ですが、今回のお相手は大伴家持。でも、この男性との関係は、甥で義理の息子なのだとか。こんな歌を詠み合う風流な遊びができる関係、だったのでしょうね。

nature 自然
新月の時期は、真っ暗闇になるはずですが、今は、山奥にでも行かないと完全な闇は難しそう。でも、チャンスがあったらぜひ一度、体験してみてください。目の前の手すらも見えない世界。人間の感覚を試すチャンスです。

sound 音 エナジー風呂/ U-zhaan&Ryuichi Sakamoto feat.環ROYx鎮座DOPENESS

feast ごちそう
新月の食べものというと、昔から1日と15日に小豆を食べるという習慣がありますね。京都ではまだ残っているようです。小豆の赤は命のシンボルで、邪気を払う。古来中国方面から伝わってきた食材。私もお赤飯は大好きです。新月の時期はダイエットにも向くかも、という話もあるらしいですが、真偽のほどは試してみるしかなさそう。

楽曲リスト