スペース大原「たそかれとき」【瀬尾さちこ】

こんばんは。Aimoku presentsライフアップ(日曜・午後6時〜)の瀬尾さちこです。

先日、番組の中でもご紹介した、多治見市小泉町にあるギャラリー、スペース大原さんで開催された、内田輝さんによるクラヴィコードとサックスのコンサート「たそかれとき」におじゃましてきました。

スペース大原さんは、100 年以上前に建てられた民家をリノベーションしたギャラリー。

夕暮れ少し前の時間。お客さんが徐々に集まってきて、庭先で集う様も、なんだかとっても美しく感じました。

お庭には、monolith & soilmans noteのメンバーとしても活動していらっしゃる、陶芸作家の日置哲也さんの作品が配されていて、とってもいい雰囲気。

珊瑚のような不思議な形の灯篭は、日置さんが数年前に作られた作品なのだそう。

さりげなく飾られている、わよりさんセレクトの器たちは、静の美しさを感じさせます。

内田輝さんのコンサートが始まると、人工的な明かりを全て消して、日置さんの灯篭に灯された小さな炎の明かりだけで、クラヴィコードとサックスの調べに耳を澄ませます。

14世紀に発明され、今もほぼその形を変えることなく継がれているという、クラヴィコードは、蜂の羽音と比べられる記述のあるほど、微かな音。

夕闇の中でその音に耳を立てるといろんな感覚が研ぎ澄まされていくようで、虫の声や木の枝が風に揺れる音に内田さんの演奏するクラヴィコードの音が合わさると、自分の知らないはずの“時”や“ストーリー”が見えてくるような、不思議な感覚になりました。

日置さんの灯篭に灯された火が生き物のようにも見えたり、夕闇の中で薄っすらと見えてくる風に揺れる樹は絵本の中の世界のよう。

(内田輝さん。奏でる音楽と同様に、とっても穏やかで魅力的な方でした)

コンサートの後は、hoshizumiさんのお料理も。

器の魅力も際立つ、美しく美味しいお料理。

多幸感を感じる、とってもとっても素敵な夜でした。

スペース大原
岐阜県多治見市小泉町3-3
・JR太多線小泉駅より徒歩10分
・多治見I.C.より車10分
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