あけましておめでとうございます【瀬尾さちこ】

こんばんは、瀬尾さちこ(毎週火曜AM11:00〜「住まいづくりの手帖」担当)です。

まだ12月も入っていないのに、「あけましておめでとう」とは、いくらなんでも気が早すぎるって感じですが、一足先にあるところで新年を迎えました!

そこはどこかというと、こんなところ。


お茶室です!

お茶(茶道)の新年は11月。
5月から10月までは、風炉という道具を使って、お客様からちょっと遠い位置で釜の湯を沸かすのですが、11月になるとそれまで畳で蓋をされていた囲炉裏が開きます。
それを「炉開き」と言って、お茶の新年の始まり。

しゅんしゅんと音を立てる釜の松風や、お茶室の外から聴こえる秋から冬に移り変わる風の音、虫の声や、小川を流れる水の音に耳を傾けながら、席を共にする方たちとゆったりと会話を楽しむ時間は、とっても贅沢。

温かいお茶を頂いたり、自分でもお点前をするうちに、だんだんと”無”になっていきます。
日常から、しばしのお暇時間。

一ノ倉のちょっと向こうらへんの先生のお宅に、お茶のお稽古(表千家)に通いだしてから、3年ほどになります。
素敵なお道具を拝見したり、陶芸作家さんたちも多く通われている先生のところでのお稽古は、私にとって、とても貴重な時間になっています。

お稽古を始めて3年目は、まだまだ赤ちゃんも同然なんですけどね!

茶道をされている方も年々減ってきてるって耳にしたりもしますが、もっとたくさんの人たちに、こういう時間の心地よさを体験して欲しいなぁって思ったりもします。