12/20は「Reverse/さかさま vol.1」(sound art金曜夜8時)

ひっくり返して出てくる世界は、、

今夜の旅は、言葉で聞くとやや??が出てきていたかも。でも、耳で聞けばあ~ら簡単。どういうことかは、ぜひ音声アーカイブでご確認ください。

音の旅に出たのは「さかさま」の世界。クリスマスと年末のダブルのスペシャルシーズンということで、コーナーもちょっとスペシャルに。

Music/ 音楽 そのスペシャルコーナーが、バッハの「音楽の捧げもの」。バロック音楽の全盛期を代表するバッハが、プロイセン王の無茶ぶりに応えて作った6声フーガ曲。中でも有名なのが「クラブ(蟹の)カノン」と言われる逆行カノン。楽譜の最初からとラストからの旋律を同時に弾き始め、反対の音を逆にたどる形で反対側の音で終わる。まさしく音の遊び。

カノンやフーガは現代の音楽にも取り入れられていて、案外身近に聴いていることもあるんですよ。このシーズンに必ず一度は聞くと思われる山下達郎の「クリスマスイブ」の間奏にも有名なカノンが取り入れられているってご存知でした?

Nature/ 自然 あっちに行けると思って勇気を出して、ず~っといったら、実は元に戻っていた。グルグルの循環はエンドレスに。。。

さかさまって、結構発想の転換になって、自分の固定観念をひっくり返すのにいいかも。脳の柔軟性を試されてますねぇ。カノンやフーガ、繰り返しからの展開も脳に与える刺激は新鮮なのかな。今回は、バッハの曲が好きなKuniからのクリスマスの贈りもの、でしたー!

Merry Christmas💛
我が家の薪ストーブのあったかさと🎄のキラキラも添えて。。

fire and light

音声アーカイブ

番組の音声をこちらでお楽しみいただけます。

Sound Art: 129「Reverse/さかさま vol.1」(2019.12.20) (トーク部分のみ)

※注:今回は、コーナーの間の楽曲だけではなく、トーク部分の一部に流した音楽も著作権に配慮してカットしています。音の空白は音声ミスではありません。それぞれの該当時間と楽曲名は以下になります。ぜひ検索などで調べて確認してみてください。

7:05 「小フーガト短調 (バッハ)/ Fugue in G minor (Bach)」

21:23 「音楽の捧げもの(バッハ)/ Musikalisches Opfer(Bach)」

23:32 「パッヘルベルのカノン / Canon in D (Pachelbel)」

23:37 「クリスマスイブ(山下達郎)」の間奏部分

楽曲リスト